株式会社Live Search(リブ・サーチ)です。
当社は不動産業界特化型の「物件撮影・間取り図作成代行システム」の開発をしていますが、不動産業界で「物件の撮影業務」を外部にアウトソーシングするということがまだまだ一般化されていないということもあり、
「物件写真は昔撮影した写真を使えばいいでしょ」
「自社のスタッフが撮りに行くから大丈夫」
などと言われることが多々あります。
これまでたくさんの会社と話す機会がありましたが、物件写真の重要性を本当に感じている会社は極めて少ないと思っています。
この記事では「物件の撮影の重要性」について書きますので、ぜひ参考にしてください。
◼️部屋探しの流れ
例えば、パソコンが欲しいと思った時、どういう流れで商品を買いますか?
『ネットで商品の価格・機能などについて調べる→家電量販店などに行って実際に触ってみる→アマゾンで購入する』
この流れで商品を買ったことがある人は多いと思います。
部屋探しの場合は
『不動産ポータルサイトで家賃・写真などを見て調べる→不動産会社に問い合わせ→不動産会社に行き、スタッフと一緒に内見→申し込み』
が一般的な流れです。
◼️これから変わる部屋探し
不動産業界もIT化、IoTなどによって変革しています。
これから不動産会社とお客の接点回数は確実に減っていくと思っています。
先ほどのパソコン購入の流れを思い出してみてください。
ネットで情報収集し、アマゾンで購入したら家電量販店のスタッフとの接点がほとんどなく商品を購入していることになりますよね。
これから部屋探しでも同じことが起こります。
スマートロックが賃貸物件にも普及し、セルフ内見というものが当たり前になるだろうと。。
その時の部屋探しの流れは
『不動産ポータルサイトで家賃・写真などを見て調べる→内見予約→一人で現地内見→申し込み』
こんな風になります。
不動産会社と部屋探しをする人が「対面」で会う機会が申し込みまで1回もないということが当たり前になるかもしれません。
◼️「対面」で取引することがなくなったら
物件探しから内見まで、不動産会社と「対面」で話すことがなくなるということは、部屋探しをする人が見たい物件だけをいつでも内見することができることになります。
今まで部屋探しをしたことがある人の中で、問い合わせをした物件とは違う物件を内見したことがあったり、契約したことがある。なんて経験はありませんか?
不動産会社のみなさまも「A物件の空室の問い合わせが来たけど、B物件の空室の方が入居者を早く決めて欲しいんだよね。このお客さんの希望条件と近いからB物件の内見も入れてオススメしてみてよ」なんて上司に言われた経験ありませんか?
セルフ内見が当たり前になればそういうことも難しくなるでしょう。
◼️物件の撮影の重要性
不動産のIT化が進めば、物件写真は今以上に重要になります。
物件情報を見て、お客様に「内見したい」と思ってもらうために重要な情報はなんでしょう。
家賃?
-いいえ。ポータルサイトはまず家賃を絞り込むので決め手が家賃だということにはなりません。
初期費用?
-初期費用は決め手の一つです。ですが細かな初期費用がちゃんとわかるポータルサイトはあまりありません。
物件写真です。
部屋の写真はもちろんですが、それだけではなく共用部分や、その建物の魅力的な部分の写真など細かく豊富な情報を見せることが大事です。
今までは『ポータルサイトから問い合わせを獲得する』のが重要だったかもしれませんが、これからは『内見予約を獲得する』ことが不動産会社にとって重要になります。
その時に「今まで物件を撮影してないから物件写真があまりない...」なんてことになったら終わりです。
そのためにも物件の写真データを蓄積することは今後のための投資だと思っています。
◼️最後に
当社は簡単な物件情報を入力するだけで物件の撮影に精通しているカメラマンが物件の撮影をしてくれる不動産管理会社様向けの物件写真撮影・間取り図作成代行システムを提供しています。
物件写真撮影・間取り図作成代行サービスに関する疑問や不明点があればお気軽にご連絡ください。